看護部 部署紹介

急性期病棟

特徴

急性期病棟

急性期病棟の診療科は消化器外科、消化器内科、整形外科、脳神経外科、呼吸器外科、呼吸器内科、循環器内科です。
急性期から周術期、心臓カテーテル治療が必要な方など、様々な患者さんの受け入れを行っています。
手術やカテーテル治療を受ける患者さんに対し、術前、治療前の不安を最小限に臨めるように援助し、合併症を予防し、早期離床、早期退院に向け多職種で取り組んでいます。
また、急性期から終末期まで様々な段階の方がいる中で、患者さん、ご家族の思いや望むことを聞き、患者さんが過ごしたい場所で過ごすことができるように院内での連携だけではなく、院外の全ての職種と協働し、患者さんが退院後も安心して生活ができるために最適な支援を提供できるように取り組んでいます。

目指す看護

その人らしさを大切に寄り添う看護の提供

看護師長から伝えたいこと

看護師一人ひとりが患者さんに寄り添い、心のこもった看護を実践するにはどうしたらよいかをみんなで考え行動できることを目指しています。

地域包括ケア病棟

特徴

地域包括ケア病棟

地域包括ケア病棟では、短期滞在手術等の急性期治療から在宅移行支援までを担い、地域包括ケアシステムの中で患者さんが住み慣れた場所で暮らし続けるための支援を行っています。
短期滞在手術では、リンパ管静脈吻合術(リンパ管外科・再建外科)、シャント血栓除去術やシャント造設術(血管外科)、シャントPTA(循環器内科)、白内障手術(眼科)等の手術を受ける方を受け入れています。 心不全や肺炎、腎不全、骨折等の急性期治療が落ち着いた方の治療継続とリハビリテーション、多職種と協働しながらの在宅移行支援も行っています。認知症やフレイルで身体機能が低下した方のリハビリテーションやサービスの調整、摂食・嚥下機能の維持・向上を目的とした集中的なリハビリテーションの提供など在宅での生活を維持するための一時的な在宅サポート入院の受け入れも行っています。
地域のニーズに応じた病棟運営ができることを目標に看取りも含め幅広い疾患の方の受け入れを行っています。

目指す看護

  1. 安心で安全な医療が受けられる環境を整え、早期回復に向けた看護を実践する
  2. 本人、家族が望む生活に早期に戻れるよう、本人の意向を主軸に他職種と協働しながら退院支援を実践する

看護師長から伝えたいこと

地域の高齢化に伴い、入院する患者さんも約7割が65歳以上の高齢者です。治療方針や退院先の決定においても本人の意向を丁寧に聴くことを大切にし、本人にとって最善の医療や看護が提供できるように家族や他職種と一緒に話し合える病棟でありたいと考えています。また、慢性疾患で入退院を繰り返す方が多いことからも患者さんと日頃の生活を一緒に振り返り、今後の経過を予測しながら必要な看護が実践できる人材を育てていきたいと思っています。
スタッフはお互いを認め尊重できる関係性なのでチームワークのよい病棟です。新人看護師や中途採用者への教育も丁寧に実施しているので働きやすい職場だと思います。

回復期リハビリテーション病棟

特徴

回復期リハビリテーション病棟

脳血管疾患、大腿骨・骨盤・脊椎・股関節または膝関節の骨折、外科手術または肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有した状態にある、リハビリが必要な患者さんが対象となる病棟です。医師、看護師、セラピスト、医療福祉相談員、栄養士と協働し、患者さんが住み慣れた地域で生活できるように、回復を目指す支援を行っています。高齢化が進み、状況によってはリハビリしても回復に至らない場合もありますが、看護・介護援助を受けながら在宅復帰ができるようにしています。
30床の病床を有し、入院基本料1を取得しています。

目指す看護

  1. 一人でも多くの患者さんやご家族が、辛く長いリハビリ期を笑顔で過ごせるように支えることを目指す
  2. 患者さんやご家族の笑顔から、私たちスタッフも喜びをえられる職場作りを目指す

看護師長から伝えたいこと

急性期のような治療、技術援助の派手さはありませんが、失った機能を回復し、日常生活自立へ導いていく看護に当病棟の看護師は誇りを持っています。

緩和ケア病棟

 

特徴

緩和ケア病棟

緩和ケア病棟は、がんの患者さんの痛みや身体のだるさ、息苦しさ、心の辛さ等苦痛な症状を積極的にコントロールしていく病棟です。医師や薬剤師、リハビリ職員等チームで協働し患者さんやご家族を支援していきます。
穏やかな最期を過ごす場所でもありますが、決して何もしない病棟ではありません。必要時は点滴やお薬の使用、酸素の投与やお腹に貯まった水を抜く等の医療処置等もおこないます。
住み慣れた自宅での療養を希望される患者さん・ご家族には、訪問診療の先生や、訪問看護師と連携し自宅退院に向けてのサポートもします。
自宅で過ごされている患者さんが、苦痛な症状を緩和する目的で一時的に入院をすることも可能です。

目指す看護

患者さんとご家族がより良い時間が過ごせるよう苦痛な症状を緩和し、丁寧で細やかな看護を実践する。

看護師長から伝えたいこと

苦痛な症状がある患者さん、ご家族のお気持ちに真摯に丁寧に向きあい、緩和ケア病棟でより良い時間が過ごせるよう努めていきます。
 患者さんとご家族が、「ここで過ごして良かった」と思っていただけるよう心を込めた看護を提供していきます。
面会、付き添いにも柔軟に対応しております。ご自宅での療養等も含め、私たちは、患者さん・ご家族が望むどんな場所でも途切れのない緩和ケアが提供できるよう支援します。

外来

特徴

外来

小児科・整形外科・脳神経外科・形成外科・外科・リンパ管再生外科・血管外科・呼吸器外科・循環器内科・消化器内科・呼吸器内科・腎臓内科・皮膚科・泌尿器科の外来診療と、内視鏡センターを有しています。二次救急指定病院であり、救急車の受け入れも積極的に行っています。
近隣の医療施設や介護施設とも連携をとり、地域の中核病院として、地域の皆様の期待に添えるよう努めています。  

目指す看護

安心・安全な外来看護の提供

看護師長から伝えたいこと

私たちは、気配り・目配りができる看護師でありたいと考えています。お困りの様子があればこちらからお声がけいたします。また、患者さんの苦痛を最小限に抑えるために何をすべきかを常に考えながら患者さん一人ひとりに対応いたします。

手術室・中央材料室

特徴

手術室

当手術室では、年間700件前後の手術を実施しています。
主な手術内容は腹腔鏡下での胆嚢摘出術や鼠径ヘルニア根治術および胃・大腸手術。胸腔鏡下での肺手術。また、血管外科における内シャント造設術や血管移植術・血栓除去術。リンパ管再生外科におけるリンパ管吻合術。眼科における白内障手術。整形外科では骨折に対する手術や弾発指に対する腱鞘切開術。さらに循環器内科での心臓カテーテル検査と治療等を行っています。高齢者の手術件数が増加しているため、術前訪問での情報収集、病棟看護師との情報共有と看護の連携を綿密に取りながらリスクアセスメントを行い、看護実践しています。
中央材料室では、病院のみならず法人全体の鋼製小物類を洗浄・滅菌しています。それぞれの工程においてインジケーターを用いて評価をし、滅菌物の質保証に取り組んでいます。

目指す看護

  1. 手術を安全に提供できる環境・体制の構築
  2. 周手術期看護の質の向上

意識下での手術が全体の7割を占めています。少しでも不安が軽減されるよう、患者さんに寄り添いながら不安の軽減に努めています。

看護師長から伝えたいこと

手術室看護師が患者さんと関わる時間は短いですが、安全に手術が行われ、手術を決意された患者さんが安心して手術が受けられることを第一に考えて看護実践しています。

透析センター

特徴

透析センター

透析センターは、2005年3月に開設しました。ベッド数は40床(個室2床)でスタッフは、医師、看護師(准看護師)、臨床工学技士、ケアアテンダント、事務員です。
月・水・金が2クール、火・木・土は1クール、現在80名の維持透析をしており、患者さんの平均年齢は75.6歳です。高齢で複数の疾患を抱えた方々が多く、在宅通院以外の介護施設に入所し通院する方も増えています。

目指す看護

安心で安全な透析治療と患者さんの個別性に応じた看護を提供する

患者さんは、50歳代から90歳代と幅広い年齢層で原疾患や合併症も違い、導入期から維持期によってケアが異なります。患者さん一人ひとりの療養生活を少しでも支えられる存在でありたいと思い、透析中の看護だけではなく自宅や施設での生活をスタッフ全員で支援しています。

看護師長から伝えたいこと

透析患者さんは、自分自身で水分や食事を管理しながら体重コントロールをして療養生活を生涯過ごさなければなりません。この長期にわたる療養治療生活を支援するのが透析看護師の役割のひとつだと思います。患者さんが住み慣れた場所で安心して透析生活が送れるよう、ご家族や入所施設、患者さんを中心としたさまざまな多職種と連携を強化して支援できるようにしています。

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