
第13回地域防災緊急医療ネットワーク・フォーラムに参加
[2010.05.21] / 診技部
天心堂へつぎ病院 放射線科 桑原 宏
今回のフォーラムは都市型災害と広域災害への対応をテーマとして行われた。まず、水害により多大な被害を受けた佐用中央病院の院長より実状が話された。
病院の防犯カメラに被害状況が記録されており、説明と共に公開された。病院スタッフの懸命な対応とともに、浸水による被害の段階が記録されていた。被害総額は保険だけでは賄えず、病院経営にダメージを与えたとの話があった。スタッフが浸水した際、懸命に浸水を防ぐため、モップによる掃出しや土嚢を置くなどの対応をしていたが、途中で切替え、1階に設置してあったエコー装置やポータブル装置などを上部の階に移動していた。
浸水を防ぐ対応から、被害を最小に抑えるように切替えた。この決断は非常の重要であると考える。また、現在の緊急被ばく医療ネットワーク設立のきっかけにもなった東海村臨界事故の話は大変勉強になった。我が国の緊急被ばく医療のトップでもある明石先生の話を直接聴くことができたのは大変貴重な経験であった。