






基本目標はあくまでも「自宅で過ごせるようになること」と考えています。特に高齢な患者さんの場合、病棟の環境で行えていても実際に自宅の環境ではできないことが多いのです。
自宅での生活を行う為に、それに必要な機能や能力を引き出し、身に付くように一緒に取り組みます。またその方の生活機能を保つために適当といえる援助の方法や環境(寝具・トイレ・風呂など)を提案しています。退院時には自宅まで伺い、実際に動いてみたり、生活の仕方について一緒に考えたりしています。
必要な場合には福祉用具や住宅改修に関する相談も承ります。退院後も外来リハや通所リハ、訪問リハなどによって関わりを継続させて頂きます。



3階建て(1フロア約700㎡)
【1階・2階】
リハビリテーション室
【3階】
研修室
へつぎ病院本館の裏側に位置し、リハ室からは戸次の昔ながらの風景が一望できる。
1階リハビリテーション室
主に外来患者さんの使用に合わせたレイアウトと豊富なリハビリ機器を設置。屋外には洗濯練習用テラスや園芸療法用の畑も完備。
2階リハビリテーション室






リハビリテーション科は、天心堂へつぎ病院を開設した年に「理学診療科」として設置されました。その後『でかける医療』をはじめとする天心堂医療実践指針のもと、在宅生活の支援を中心としたリハビリテーションに取り組んで参りました。1997年には現在のへつぎ病院に移転し、地域の方々の安心・安全を保障するため急性期病院を目指し動き始めました。
それに伴って1999年より、質の高い急性期・回復期のリハビリテーションが提供できるようになることを目標として、リハビリテーション部門の運営体系の整備や人材確保・育成に取りかかりました。同時に科の名称も「理学診療科」から「リハビリテーション科」に改めました。
2002年に念願の作業療法部門を立ち上げるとともに、回復期リハ病棟を開設しました。
2003年には「総合リハビリテーションⅠ」の施設基準を取得しました。
2006年には疾患別リハの評価体系が導入されましたが、当院ではより専門的で効果的なリハビリテーションを目指し、言語聴覚療法部門を立ち上げるとともに「脳血管疾患等リハビリテーションⅠ」「運動器リハビリテーションⅠ」「呼吸器リハビリテーションⅠ」の基準を取得しました。翌年には診療時間の拡大を行い休日リハ診療や時間外リハ診療の充実化に取り組み、現在も天心堂のリハビリテーションの質向上を目指して様々な課題に取り組んでおります。

時代の移り変わりに伴って変化していくことは多く、それに応じて私たち自身の考え方や行動も変わってきたように感じます。しかし一方で時代が移り変わっても変わらないものがあります。
毎日の臨床の中で、病気やけがによって障害を持たれた人々の苦しみや不安、医療や介護のしくみ、あるいはそれに従事する者に求める患者さんの「思い」は、いつの時代も変わらないと感じます。ですから私たちは理学療法士・作業療法士・言語聴覚士として、出来る限り患者さんの側で物事を感じ考えていきたいと思います。そして患者さんのことをしっかりみて、患者さんの言葉や思いにしっかり向き合いながら患者さんやご家族と一緒にリハビリテーションに取り組んでいきたいと考えています。
